カキえもん生産者 中嶋さんってどんな人?
北海道の厚岸町にあるカキキン有限会社生産者の中嶋さんは、実家が水産業を行っていましたが、若い時は継ぐ気はありませんでした。
ある時「道民の船」という、道内各市町村の男女を集め、上海や沖縄を回る企画を見つけました。上海にぜひとも行きたかった中嶋さんは乗船に必要だった漁協合青年部に入ることに。
それがきっかけで漁協の人との繋がりを作ります。そして、25歳のときに厚岸の牡蠣がほぼ全滅してしまう事態を直視し、改めて地元に貢献したいと考え牡蠣漁師としての道を歩むことになったのです。
船に乗ったときの中嶋さんは、寡黙で渋く「海の男」の姿そのものですが、本当はユニークで茶目っ気のあるやさしい人柄です。